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Chart & Stethoscope

オンライン診療(テレヘルス)について

オンライン診療ではパソコンやスマートフォンを用いるビデオチャットにより、患者さんと医師が相互に顔を見合わせ、お悩みの症状について詳しくお話を聞き、診断を付け、治療について適切なアドバイスをします。患者さんの滞在先付近の薬局に処方薬を出したり、血液検査やX線検査をオーダーすることもできます。

 

テレヘルスと呼ばれる遠隔診療は、とても合理的な診療の仕組みです。​米国では2000年代より長年に渡り運用されてきましたが、コロナウィルスパンデミックをきっかけとして、近年急速に普及しています。最近の目覚ましいITテクノロジーの発達も寄与しています。

テレヘルスの利点は少なくありませんが、最大のメリットは医療サービスへのアクセスの容易さです。遠隔地に位置する医療機関であっても、また週末や夜間の時間外であっても、テレヘルスの仕組みを巧く利用すれば、希望する医療サービスをタイムリーに受けることができます。具体的には

  • どのような遠隔地であっても、Wifiの環境さえ整えば、交通の便を苦にすることなく、希望する医療機関の診療を受けることができる。州外に位置する医療機関であっても、自分が滞在する州の医師免許を有するドクターでありさえすれば受診できる。

  • 小さいお子さんの世話などの事情で家を離れることができない場合にも、自宅で医療サービスを受けることができる。

  • 高熱や強い痛みなどで身動きが取れず、通院が難しい場合であっても、ヴィデオチャットを利用して診療を受け、必要な処方などを速やかに受け取ることができる。

  • 感染力の強い病原体が蔓延する状況でも、医療機関への受診により病気をうつされるリスクがない。

  • 多くの民間医療保険では独自のテレヘルス制度を用意しており、夜間や週末などの時間外であっても必要な医療サービスを受けることが可能。

テレヘルスの積極的な活用により、事情により医療機関への早期の受診が叶わず、病気の発見が遅れ、深刻な事態に陥ってしまうなどのリスクを予防することが期待されます。

但し、テレヘルスには限界があります。患者さんと向き合い、五感を駆使して真近に診察し、その場で様々な簡易テストを行うことのできる対面診療に敵うものではありません。特に命に関わるような重い症状を訴える場合には、躊躇することなくお近くの救急病院などの医療機関を受診してください。

Desk with Stethoscope

​オンライン診察のご予約

テレヘルス診療のご予約をご希望の方は、お電話(650-962-4630)またはEメール(jtelehealth@gmail.com)にてお問合せください。

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